2003/10/18

日本経営工学会秋季大会

日本経営工学会秋季大会
日本経営工学会って、んーこれって何やってる学会?って学会の大会に来ている。

どんなもんだろと思って来てみると、思いの外におもしろい。かなり学際的な内容で、工場の生産管理システムのスケジューリング理論といった堅いのもあれば、ファミレスチェーンの人事評価方法の研究、情報処理の能力と、心理テストを組み合わせての適性評価等、心理学に近い領域の発表もあった。

もっとも、検定を行っていなかったり、心理テストと職業適性テストの双方で何の因子を測定しているのかの検討がなかったり、選択したテストが×××だったり等、なんだかなぁな面もあるんだけど、よい刺激を受けた大会だった。
(ってまだ終わってない)

よく知らない分野でかつ学際的な領域の学会ってすごくおもしろいもんだって
ことを思い出すことができました。次は、どこいこうかなぁ。

--つづき--
というわけで、家に帰ってきた。

んで、参加していて気になったことは、ほとんど男ばっか(をい)
。。。。。。。。ってことではなく、

発表スタイルとかスキルが、心理学系の学会と違うなぁってことだ。
ビジネス系の学会ではあるのだけど、発表者のほとんどが院生か
大学の先生ばかりで、民間企業の人が極めて少なく、心理学系の
学会と、こういった面ではあまり変わらないように思う。
で、何が違うかというと、

1) プレゼンテーションスキル
 (1) 経営工学会の発表者
     はっきりとした言葉で、わかりやすい表現を使い、
     用意したスライドの大部分を説明し、きっかり制限時間内に納める
     人が多い
 (2) ×××心理学会の発表者
     けっこうもごもごとしゃべる人が多く、あまり一般的でない用語を
     説明なしで使う、時間がないからスライドをどんどんとばし、
     制限時間に収まらない

ってのがまず気になる。
おそらく、指導教官が企業とのつきあいが長いため、企業内で行われる
プレゼンテーションの仕方を踏襲し、学生をきっちり教育しているから
だろう。

では、経営心理学会の発表の方がいいのかってゆーと、そうでもない。

2) 研究内容および周辺領域の知識と理解
 (1) 経営工学会の学生(院生)と思われる発表者
     一般的な言葉で質問されても、質問の内容を理解できない。
     (見かねて、司会者か指導教官が助け船を出す)
     レジュメにあることは答えられるが、研究対象に関連した
     他の研究やアプローチについて質問されると答えられない
 (2) ×××心理学会の学生(院生)と思われる発表者
     一般的な言葉で質問されたばあい、大抵の質問に対しては
     的確に答える。(そこまで考慮してませんでしたってのを含む)
     先行研究や、近接分野の研究や動向をチェックしていて、
     それなりの回答をする。

といった印象を受けた。
この差は何から生じるのか、不思議に思い、ちょっと考えてみた。
あくまでも、思いつきであるが、以下の仮説はアリではないだろうか?
×××心理学会などの非ビジネス系学会の学生発表者の場合、多くは大学にしか就職口がなく、研究内容に対して真剣に取り組んでいる。
しかしながら、ビジネス系学会の学生発表者には、民間企業に就職するというキャリアパスがあり、指導教官の指導に従って、深く考えずに研究を進めている。
あまりにも身も蓋もない仮説だが、正直こんな印象を受けた。

では、どちらがいいのか?って究極の選択だが、私は非ビジネス系の発表者の方をとりたい。プレゼンスキルは練習を積みさえすれば、だれでもある程度はなんとかなるが、研究に対する態度を醸成するのは大変だからである。

2003/10/17

物欲にかられて

ここのこと、結構涼しくなってきて、初雪のニュースが流れてくるようになった。で、つい物欲に駆られて新しい(旧モデルだけどね)スキー板を買ってしまった。(上から2番目の香具師ね)
2シーズン前に、もー長い板 (185+4cm) はつかれるからいやだーと、つい帰省した折、田舎のホームセンターで9000円の激安板 (160cm) 買って、あー楽だーとおもったんだけど、初心者板ってこともあり、へらへらすぎて安定性が悪い。
んで、自分のテクと脚力を顧みず、新しい板に手をだしてしまった。
買った板は 02-03 モデルの HEAD i.SL CP13 160cm。ちょっと持ち上げてみると重いし、しならせるのにも力がいる。果たして乗りこなせるのだろうか。(ELAN の HCX にしとけばよかったかな)

ちなみに、ヤフオクで新品が、ビン込み、送料消費税代引き手数料込みで 43K でした。

Nikkei BP BizTech|日本旅行、営業担当者の個人Webページからの旅行申し込みを可能に

BizTech | 日本旅行、営業担当者の個人Webページからの旅行申し込みを可能に

日本旅行は、日本旅行のサイトの中に当初2500の個人ホームページを開き、個人ホームページから旅行予約ができるようにするとのこと。

おそらく、口コミによる宣伝効果を見込んでの実施だろう。ただ、口コミを狙うにしてはちょっと中途半端な感はぬぐえない。企業サイトの中のページで、かつフォーマットを統一してしまっては、社員の個性が出しにくいし、そもそも企業サイトの中にあってしまっては、アクセスする者にとっては、連続した広告ページのひとつになってしまうからである。

少なくとも、以下のことは行わなければ、あまり効果は見込めないだろう。
1) 営業担当者のウェブの設置場所は問わない
   (プロバイダのページや、独自ドメインも認める)
2) 内容は、会社に不利にならない限り、なんでも認める
   社員一人一人の個性を発揮できるようにする。
   ただし、契約申し込みの入り口への誘導方法はガイドラインを
   もうけ、それに従わせる。
3) 契約成立した場合、インセンティブを営業社員に支払う
4) 営業以外の他の職種にも広げる
5) やるきのある社員だけに導入する
   営業社員全員に開設させてしまっては、どうでもいいたくさんの
   石ころページの中に、宝石ページができるわけで、宝石を探して
   顧客が探し回るのでは、効果があまり見込めない。
   
追記:経営コンサルタントの森英樹さんが発行するメルマガ「経営戦略考」10/17号に、この日経の記事に関するコラム「【経営戦略考03/10/17】日本旅行の担当2500人 個人ホームページで営業」があった。

Nikkei BP Network | BizTech | コクヨ、オフィスの完全分煙を可能にする喫煙室を設計・施工

Nikkei BP Network | BizTech | コクヨ、オフィスの完全分煙を可能にする喫煙室を設計・施工

コクヨは完全分煙ができる喫煙スペースの工事一式を請け負うサービスを行うとのこと。

私の勤務先でも、完全分煙ということで、ドア付きの喫煙室をあわてて作っている。しかし、ドアの開閉時には煙は漏れるし、完全に分煙できるとは言い切れない。コクヨはそこに注目して、より完全な喫煙スペース設置を請け負うとのこと。

この方法は丸投げになるため、利益率を高く設定できそうであり、うまい方法である。

私としては、さらに進め、ピアノレッスンの防音室のようなユニット型禁煙ボックスも開発・販売すると良いのではないかと思う。私の勤務先にもいくつかあるが、周囲に外壁のない職場があり、密閉箱を置かない限り完全分煙ができない職場がいくつもある。

利用する側からみたら窮屈であるが、最初から箱で、排気ダクトを箱に直結して使うような分煙ボックスの市場が結構あるのではないかと思う。

ブラクストンとリンクレーターズ、「国内上場企業のリストラクチャリング動向」調査

ブラクストンとリンクレーターズ、「国内上場企業のリストラクチャリング動向」調査

ブラクストン社、リンクレーターズ社による、国内上場企業を対象にした、和製英語の「リストラ」の状況についてのアンケート調査結果である。表題では、「リストラクチャリング」となっているが、質問および回答内容は「リストラ」についてのものである。

INTAGE 冷夏が家庭消費に与えた影響

INTAGE - 冷夏が家庭消費に与えた影響:
株式会社インテージが調査した、今年冷夏だったことによる家庭消費に対する影響。
アイスクリーム、制汗剤、飲料水の消費が減り、長梅雨のため除湿剤の消費が増えたのはわかるが、7月にカップ麺の消費が増えているのがおもしろい。

「電車内での携帯電話マナーについて」

「電車内での携帯電話マナーについて」
株式会社サーベイ・リサーチ・センターが、携帯電話を用いたパネル調査会員に対して行った、電車内でのケータイマナーについてのアンケート結果。
電車の中では常にマナーモードにしておく人は多いが、電源を切る人は少ない。

社内でのケータイメールをマナー違反だと思う人は少ないから、車内で呼び出し音を鳴らすことや、大声でしゃべることがマナー違反だととらえられているようである。

GlaxoSmithKline 2003年「うつ病」啓発キャンペーン中間報告

2003年「うつ病」啓発キャンペーン中間報告:
製薬会社のグラクソ・スミスクライン社が行った、うつ病啓発キャンペーンの報告。グラスコ社では、うつ病に対する基本情報を、
専用サイト「こころのくすり箱」で公開している。

WPC ARENA / ASAHIネット、「大量トラフィック禁止」会員規約の真意

WPC ARENA / ASAHIネット、「大量トラフィック禁止」会員規約の真意
インターネットプロバイダの回線を流れるトラフィックは、会員の1%程度のP2Pでファイル交換を延々と続けるユーザーのために占められ、パンク寸前とのこと。そのため Asahi-net では、トラフィックが異常に多い会員にアクセス制限をかけることを会員規約に盛り込んだとのころ。

どれだけ使えば、トラフィックが多すぎるのか難しいところではあるが、P2Pでファイル交換を行うユーザーのほとんどは、音楽ファイルやソフトウェアの違法コピーなど、著作権侵害を行っていると考えられるので、当然の対応ともいえる。

winny 等でファイル交換を行うユーザーは閉め出すぐらいの対応をとるISPサービスがあっても良いように思われる。あらかじめ決められたポート以外を使用する通信に対しては、定額課金ではなく、トラフィック量に応じた従量課金を行うなども今後必要になってくるだろう。

ZDNN:新オンライン科学誌、人気のあまりアクセス障害

ZDNN:新オンライン科学誌、人気のあまりアクセス障害
オンライン生物学雑誌の「PLoS Biology」の人気が高いとのこと。

Japan.internet.com デイリーリサーチ - 携帯を使ったキャンペーン、ユーザーに嫌がられる2つのポイント

Japan.internet.com デイリーリサーチ - 携帯を使ったキャンペーン、ユーザーに嫌がられる2つのポイント
インターネットでのキャンペーン応募は、ケータイよりPCの方が楽。ケータイは応募するだけでも、パケ代が高く話にならない。

調査内容とは違うけど、au 急速な伸びってやはり、パケ代なのだろうか。

ネットコミュニティ形成の理論:何故、コミュニティが形成されるか

JMR生活総合研究所で提言論文に「ネットコミュニティ形成の理論:何故、コミュニティが形成されるか」が公開された。前回のコミュニティとは何か」に続く記事である。

最初に断っておくと、この記事は残念ながら、個人会員で年間1万円(2年目から8000円)の会員向け限定コンテンツである。したがって詳細を報告することはできない。
(以下、書き込み内容構想中、ちょっとまってね)

2003/10/16

アレルギー改善作用を有するKW乳酸菌の発見について

キリンのプレスリリース記事「News Release:アレルギー改善作用を有するKW乳酸菌の発見について:

私自身、花粉症で悩んでいるので、とても興味のある内容である。でも、最近突如「乳糖不耐性」になってしまい、乳製品はできるだけ避けたいので、悩ましいところである。ヨーグルトであれば乳糖の大部分は分解されているのだが、完全に分解されているわけではなく、量的な問題かもしれないが、避けたいのである。

#余談だが、乳糖不耐性になって、乳児用の乳糖フリーのミルク風食品を
#買ってみた。しかし、あまりのゲロマズさ加減に、速攻で捨てた。
#アレルギーの乳児ってあんな不味いもの飲まされているんですね。

Japan.internet.com ポータルサイトになりうる条件

Japan.internet.com ポータルサイトになりうる条件
ポータルサイトがポータルサイトになりうる基本条件は、検索窓の設置。マーケティング的にはそうなのだろう。個人的には、Google toolbar をインストールしてから、検索機能がスタートページにある必要はなくなったが。

私の場合、今は、asahi.com に設定している。でも、この blog の編集ページをスタートページにしようかと思っている。

gooはファインダビリティを改善できるか

gooはファインダビリティを改善できるか
独自検索エンジンの開発をあきらめ、シソーラスを使用した検索などで差別化を図ろうとする方向についての懸念。
まだ商用全文検索エンジンがほとんどなかった頃(国内で一番使える検索エンジンが ODIN だった頃)、検索語にシソーラスに登録された語を加え、or 検索する検索エンジンが大学で実験的に運用されていたが、ヒットするのはゴミばかりで、全く使い物にならなかった記憶がある。
いかに、必要なサイトのみを絞り込む新アルゴリズムを開発するかに成功の鍵がかかっていると思う。
私は、検索語の傾向などを調査して、絞り込みを行うパーソナライズ機能ができないと、的確な検索結果を提示することは難しいのではないかと思う。
(これはこれで、プライバシーの問題や、費用対効果が全く見込めない問題はあるのだが)

ユーザ情報のポータルサイト

ユーザ情報のポータルサイト
ユーザー情報を集積して、部門間を横断して参照できるポータルを作るべきだとのこと。要するにCRMシステムを、どの部門からも参照できるようにすれば、デザイナー(開発者)はユーザーのの声を参照して使いやすい製品を開発できるということである。

CRMを導入したものの機能していない、あるいは営業部門内でしか参照できない企業が多いということでもある。

開発者のUMLモデリング・ツール選択条件

アットマーク・アイティが、ソフトウェア開発技術者に向けて行った、UML というソフトウェア設計技法(言語)の使用状況に関する調査「
開発者のUMLモデリング・ツール選択条件は?」のレポートである。

私の場合、直接ソフトウェア設計というわけではなく、思考支援ツールや、ビジネスモデリングのツールとして、最近 UML を利用するようになっているので、興味深いレポートである。

結果もおもしろくて、フリーの統合開発環境の Eclipse の上で動作する UML プラグインの人気が高い。実績と評判からしたら IBM の Rose なんだろうけど、この不況下稟議を通さなければ使えないツールでは、使いたくても使えないってとこか。Eclipse の UML プラグインって使いやすいとは思えないんだけどね。

あと、やはりというべきか、もっとも利用率の高かったのが、「手書き」である。情報の共有や再利用を考えたら圧倒的にデジタルデータだと思うのだが、UML ツールの多くが、使いづらい、高価である、単なるお絵かきツールのどれかに入ってしまう現状ではやむをえないというところだろう。

そうそう、私は Enterprise Ar chitect を使用している。ユーザーインターフェースの点でいまいちな所もあるが、機能、使い安さ、価格、安定性をトータルで考えた場合、現在のベストバイだと思う。

クリティカル・シンキングで身に付く「考える力」

クリティカル・シンキングで身に付く「考える力」

グロービス・マネジメント・バンク の芳地一也による思考スキル向上講座の第1回目。
クリティカルシンキングの具体的な解説はこれからの連載になるようで、第1回では、クリティカルシンキングを行う前提として、目的指向型で考える必要があるとしている。

心理療法で用いられる、解決志向アプローチ(SFA)やアドラー心理学の影響を受けた人にとっては、なんだ、あたりまえのことだし、目的志向で考えることは日常的な作業なんだけど、これができずに逡巡している人も多いように思う。

自分の考えをうまくまとめ、他者を説得できるスキルを鍛えたいひとには、良い講座となるのではないだろうか。

2003/10/15

FTTHユーザーの4割「ファイル交換したい」 〜gooリサーチ

FTTHユーザーの4割「ファイル交換したい」 〜gooリサーチ

NTT-Xと三菱総合研究所共同調査「2回FTTHユーザの利用実態調査」の結果。
P2P ファイル交換ソフトの利用は13.3%と少ない(のか?本当に、これだけいたら大きな問題だろ)が、利用意向は高いという記事。

私も、勤務先で、インターネットを高速にしたいけれどという相談を受ける。話を聞くと、ダイアルアップ接続からの乗り換えではなく、ADSL や CATV からの乗り換えをしたいという話ばかりだ。当然、ふつーそんなの必要ないのにどうして高速回線がほしいのか?って聞くと、ことごとく、P2P でファイル交換(mp3メインだが)したいとのこと。

基本的に、こんな事聞かれても、答えないか、ファイル交換の犯罪性について説教するだけなんで、聞くだけ無駄なので、聞かないように>私に FTTH について質問する人

調査結果自体は、gooリサーチ 第2回FTTHユーザの利用実態調査を参照のこと

ZDNN:Webパーソナライズに付けられた大きな疑問符

ZDNN:Webパーソナライズに付けられた大きな疑問符
Jupiter Research のレポート紹介記事。
ポータルサイトのパーソナライズページ(My Yahoo! とかね)は、費用対効果が見込めないとの結果。
私自身、My Yahoo! の設定はしているものの、アクセスすることはほとんどない。記事にある通り、パーソナライズページではなく、トップページをいかに充実させ、かつ使いやすくできるかがポイントだろう。

もっとも、オークションサイト、ショッピングサイトについては、滞留時間が長いので、もっとパーソナライズ機能を使うべきだと思う。ちょっとみたアイテムを覚えていてくれるだけだが、eBay や amazon.com って格好便利だし、使える方法である。

Survey:子供部屋はメディア天国——米調査

Survey:子供部屋はメディア天国——米調査
Knowledge Networks/SRI社による、子ども部屋でのライフスタイル調査。
ゲーム人気が高いのは当然として、IM(インスタントメッセンジャー)の人気が低めなのが気になる。
子どもの場合、学校で十分に他者とのコミュニケーションがとれることが多いので、低くなって当然といえば当然なのだが、大人の行動との差異が気になる。

BizTech 現代リスクの基礎知識:出光製油所の再出火

出光製油所の再出火
出光北海道製油所の再出火を題材に企業としての危機管理体制の問題点を指摘している。
北海道製油所の事件で、いくら危機管理体制を整えようとも、全社的にその内容が理解され運用されなければダメ。また、実際に事件が発生した場合、危機管理マニュアル通りには進まないという事例といえるだろう。

こういった事例を元に、自社の危機管理マニュアルを速やかかつ適切に改訂できるかが、本当に危機管理体制ができているかの指標となる。

Nikkei BizTech | 車を購入するとき消費者が選ばなかった理由は「デザイン」

Nikkei BizTech | 車を購入するとき消費者が選ばなかった理由は「デザイン」
タイトル通りの記事。ただ、デザイン自体については、好き嫌いの分かれる個性的デザインで、かつ好きなデザインの車種が選ばれるとのこと。

私の場合は、しっかり当てはまる(かもしれない)。現在乗っているのがファンカーゴで、その前がダイハツのパイザーだった(どこにでもある大衆小型車だけどね)。ファンカーゴはもうじき最初の車検なんで、もうそろそろ次の車のための貯金に走らないといけないかなあと思っている。すでに4万キロほど走行しているし、ATFとデフオイルも2回目の交換時期に近づいている。

ただ、日本の場合という限定がつくかもしれないが、サニーに代表される、没個性、特徴のなにもない車も好まれることもあるように思う。なぜ個性のない車を選ぶのか、興味はあるのだが、私自身は個性的な車が好きなので、よくわからなかったりする。

NIKKEI NET BizPlus 第25回「翌朝の処世術 第24条『少しでもお支払』の術」

NIKKEI NET BizPlus第25回「翌朝の処世術 第24条『少しでもお支払』の術」

会社の中で、めんどーだなーと思うことを、楽にわたってゆくための講座である。食事をおごられてしまうと、あとの対応が面倒だし、割り勘は割り勘で、あとあと面倒なので、ちょっとだけ出して、おごる側の満足、おごられる側の負担軽減、後に残さず楽なつきあいの3つをなんとかしようという話。

上司との呑みニュケーションがめんどーだなーと思っている人向けの記事である。

CNET Japan - 違法コピーは死なず、ただ消え去るのみ

CNET Japan - 違法コピーは死なず、ただ消え去るのみ

この記事もコピープロテクトがらみの記事である。コピープロテクト部分に識別用のデータを書き込み、改変があった(コピーされた)と判断された場合、ゲームのサーバーにそのことをちくって、ゲームに制限を加えるってアイデアである。しかし、この方法って、ドライブ依存、つまりゲームに使用する CD-ROM ドライブによっては、コピーではないオリジナルメディアを用いているにもかかわらず、間違ってコピーと認識されてしまう CD-ROM(-R等を含む)ドライブが多発するのではないだろうか。

コピープロテクトは CD-ROM の規約にないことを勝手に行っているため、すべてのドライブで同じように働くわけではないのである。また、コピープロテクトごとコピーされたらそれまでの技術でもある。

果たして、コピープロテクトを巡る、メーカーとユーザーとの争いはどこまで続くのか?

ZDNN:CloneCDが開発停止か EU著作権法強化で見切り

ZDNN:CloneCDが開発停止か EU著作権法強化で見切り
ゲームにかかった強力なコピープロテクトを破れる、CD-Rライティングソフトが、EUの著作権法の改正によって違法となり撤退したとのこと。私はほとんどゲームをしないんでよく知らないのだけど、SafeDisk2.x という強力なコピープロテクトを破って強引にコピーするのには必需品のライティングソフトらしい。

でも、こういうのって、規制のかかってない国でオンライン販売してしまえば、ほとんど関係ないし、オリジナルCDのデータを読み出す部分と、ライティングを行うソフトにわけてしまうだけで、どうにでも逃げられるのではないかと思う。本当に実効性があるのか疑問である。

例えば、プロテクトのかかったCD風メディアを、あたかもCDのように再生できるCD−ROMドライブがあったばあい、そのドライブ自体ははプロテクトを破ったことにはならないのではないか?
(実際問題、音楽用のCDもどきは、小細工なんかしなくても、ドライブを選べば、わざと混入されたエラーを
 排除して、高音質での再生を可能にしてくれたりする)

NIKKEI NET BizPlus「進化する女が変える周辺マーケット」

NIKKEI NET BizPlus「進化する女が変える周辺マーケット」


日本マーケティング協会「マーケティングホライズン 2003年8月号」の紹介記事。
30代以上のシングル女性が、東京23区中の3区で50%を超えたことを受けてのコラムである。

「髪型は20歳、服装は30歳、顔は40歳、中身は50歳…、こんな女性達が六本木や青山で目立っている。」確かに、そーだよなーと思うことが多い。でも、少しは歳を考えろよなーと思うこともしばし。私自身若作りなので人のことを言える立場ではないのだが。

Mobile:総務省、「携帯は脳腫瘍の原因にならない」

ZD-Net Mobile:総務省、「携帯は脳腫瘍の原因にならない」

総務省による、携帯電話のラットへの影響調査結果である。所謂電波系・陰謀系な人々が「携帯電話の脳への影響」をよく主張してるが、これで一応の決着はついたというところか。でも、研究内容がどうであれ、陰謀系な人たちは、受け入れてくれないんだよなー。(ぶつぶつ)

大阪労働局:メンタルヘルス調査結果

大阪労働局による企業でのメンタルヘルス実施状況調査結果である。

メンタルヘルスケアについて組織的な取り組みをしている事業場が45.5%、メンタルヘルス指針の認知度は41.4%とのこと。

私の勤務先でも、メンタルヘルスに関する講習が行われていたり、EIP(社内ポータルサイト)上でメンタルヘルスのチェックプログラムが公開されている。

しかし、同僚と話していて感じるのは、メンタルヘルスに関する基本的な知識がないに等しく、知識を得ようとする意欲が感じられない人が、大半であることである。アンケートをとったわけではないが、EIP上のチェックプログラムの存在を知っている人は半分に満たず、行った人は多くて2〜3%ぐらいではないかと思う。

会話のなかで、なんとかしなきゃと思うのではあるが、基礎からじっくり説明しないと理解してもらえないだろーなーというのが先だって、ほったらかしだったりする。^\(_ _)反省

マクロミル「旅行に関するアンケート」

インターネット調査会社マクロミルによるパネル調査「旅行に関するアンケート

自社パネルに対して、今夏と来冬の旅行(予定)に関する調査結果。

■2ちゃんねる調査■

日経BP社の「Live!netn@vi」による■2ちゃんねる調査■

インターネット情報誌が、自社Webで行った「2ちゃんねる」に関するアンケート結果である。回答者はかなり偏っていおり、統計的な意味はもたないが、インターネットをそこそこ使うユーザー(ヘビーユーザーでもなく、ライトユーザーでもない中間層)が、どんな風に考えているのかが、かいま見られるように思う。(知名度90%、毎日アクセスする人が23%だから、母集団はかなり偏ってまつな)

ROM78%、ROM21%というのは、昔のパソコン通信よりRAM率が高いような気もする。発言に責任を持たなくても良いことが効いているのかもしれない。また、好き嫌いについては、好き嫌いともに同程度である。便所の落書き((c)筑紫哲也)と称される2ちゃんねるであるが、好意的に思っている人も結構いることがわかる。

2ちゃんねるに対する印象は、好き嫌いとのクロス集計となっており、非常に興味深い結果となっている。「情報量」「社会への影響力」「専門性」が、好きか嫌いで反対方向に振れている。

これは、特殊な表現が多用されることを嫌い、誹謗中傷に対する耐性がないといった理由もあるのだろうが、もしかしたら、メディアリテラシーの差、つまり必要な情報を的確に探し、判断する力のあるなしが大きく効いているのではないかと、漏れ^H^H私的には思っていたりする。

東京都こども医療ガイドアクセス集中でサーバー強化

東京都こども医療ガイドが10月2日のオープン以来、当初見込みを遙かに超えるアクセスがあり、急遽サーバーを増強したとのこと。

少子化により育児情報を家族や親族から得にくくなったこともあり、インターネットの育児情報が重要な情報源になっているとの研究がいくつかあるが、今回のサーバー強化もインターネット上の育児情報が重要だということを示している。

monom Lab.

博報堂生活総合研究所が運営する、monom Lab.がオープンした。“モノ”に関するサイトである。

最近の若者はあまりモノに対するこだわりがないような気もするが、私のように、モノがあまりなかったころから、バブル全盛期に掛けて生活してきたおやぢ世代の場合、先ずはモノに対するこだわりありきな感がある。なので、結構気になるサイトだったりする。

オープンしたてなので、まだコンテンツは少ないが、モノ調査「外出時におけるモノの携帯率」が公開されている。

結構興味深い調査で、ハンカチよりティッシュの方が携帯率がわずかではあるが高いとか、未だにテレカを携帯している人が多いとか(って私も携帯している、使わないけど)新しい発見もあった。やっぱりなーということだと腕時計の携帯率が70%弱となっている。ケータイの携帯率からして、これからも携帯率が下がり続けるのではないかと思う。

このケータイであるが、クロス分析結果では、50歳以上の女性の場合、トップ10にすら入ってこない。30・40代でも携帯率が低いが、このあたりの理由が気になる。
ハイテクものが敬遠されるのか、自宅にいるから必要ないのか、突っ込んだ調査がほしいところである。

2003/10/14

ヤフーオークション、出品数1日500万点突破

ヤフーオークション、出品数1日500万点突破とのこと。

私自身、ヤフオクをよく利用する(買う方だけど)ので、すごいなぁって実感する。時々、eBay もチェックするのだけど、ebay 並ににぎわっているって感じがある。

以前は個人間の取引のためのオークションって感じがあり、インターネットオークションに関する記事もそういった基調だったが、最近は小売業者の新たなチャネルとなっている。売れ筋商品に絞り込んで販売できるため、在庫リスクを負いにくく、その分価格競争力の強化が可能だからだろう。実際、実店舗ではどうやってもムリだろうという価格で取引
されている。

そのため、たくさんの業者がヤフオクに参加しているが、成功していると思われる業者はまだ少ない。特定の業者のみに人気が集中しているといった感がある。実際に取引してみると、評価が2桁、3桁の業者と、5桁の業者では、値頃感ある価格は当然として、オークションのページで必要な商品情報をきちんとフォローしている。

また、落札時の自動応答メール、その後の連絡のメールにしても、顧客の立場に立ち、きれいにまとまったメールであり、この業者なら次もここで買いたくなる工夫がされている。

また、売れてる業者特徴として、小規模(有限会社)なショップが多いのも大きな特徴だろう。本業の合間に、余った商品を売るのではなく、ヤフオクでの販売をメイン事業としていると思われる店である。こういった店は常に売れ筋商品を絶やさず、多彩な商品展開をしている。ヤフオクに対する真剣度が全然ちがうのである。