2003/10/16

開発者のUMLモデリング・ツール選択条件

アットマーク・アイティが、ソフトウェア開発技術者に向けて行った、UML というソフトウェア設計技法(言語)の使用状況に関する調査「
開発者のUMLモデリング・ツール選択条件は?」のレポートである。

私の場合、直接ソフトウェア設計というわけではなく、思考支援ツールや、ビジネスモデリングのツールとして、最近 UML を利用するようになっているので、興味深いレポートである。

結果もおもしろくて、フリーの統合開発環境の Eclipse の上で動作する UML プラグインの人気が高い。実績と評判からしたら IBM の Rose なんだろうけど、この不況下稟議を通さなければ使えないツールでは、使いたくても使えないってとこか。Eclipse の UML プラグインって使いやすいとは思えないんだけどね。

あと、やはりというべきか、もっとも利用率の高かったのが、「手書き」である。情報の共有や再利用を考えたら圧倒的にデジタルデータだと思うのだが、UML ツールの多くが、使いづらい、高価である、単なるお絵かきツールのどれかに入ってしまう現状ではやむをえないというところだろう。

そうそう、私は Enterprise Ar chitect を使用している。ユーザーインターフェースの点でいまいちな所もあるが、機能、使い安さ、価格、安定性をトータルで考えた場合、現在のベストバイだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム