Mainichi INTERACTIVE コラム「クローン携帯」の謎 (門田 陽介)
Mainichi INTERACTIVE コラム「クローン携帯」の謎 (門田 陽介)
伝聞情報で申し訳ないが、国内のケータイの場合、ケータイ本体に固有のIDが埋め込まれていて、電話番号等の情報と、固有のIDのセットが、基地局側に登録した内容と一致していないと利用できない仕組みになっているらしい。
となると、クローンケータイを作る方法は、以下の2つに分かれるだろう。
1)端末固有IDが、メインの制御チップ(マイコン)のフラッシュメモリエリアに書かれている場合
同じ機種(できれば同一ロット、無理でも近い製造ロットが望ましい)を探し出してきて、フラッシュメモリの内容をそっくりそのままコピーすれば簡単にクローンケータイができる
2)端末固有IDが書き換え不能な場合
こうなると難しい。ケータイの制御プログラムを解析し、固有IDを読み込んでいる部分を探し、あらかじめ設定されている固有IDを読まずに、フラッシュメモリ内に自由に設定した偽造固有IDを読みに行くようプログラムをハッキングしなければならない。
技術的には可能だが、難易度が高く、コストがかかるため、実際に実行に移すかどうかは微妙なところである。ただ、携帯用の制御チップは大手数社によって寡占化されており、また汎用チップがベースとなっているため、やろうと思えば可能な範囲ではある。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム