2003/11/25

伝統の町の再生 小布施発、セーラ・マリ・カミングスの挑戦

伝統の町の再生 小布施発、セーラ・マリ・カミングスの挑戦(PDFファイル)
私の出身地の近くの地名が気になったので、URL を blog にクリッピング。
小布施は、長野市に接する小さな町で、主産業が農業の町で、特産物は栗、りんご、ぶどう(巨峰)、桃である。名物の栗かのこ、栗ようかんが有名なぐらいで、特にこれといった観光資源もない、ごくふつうの町だった。
それが26年前に、葛飾北斎が晩年を迎えた地ということで「北斎館」が作られ、観光の町に変貌して行く。元々、白壁の蔵が数多く残る町ではあったが、街道沿いには蔵を模した施設が作られて行き、外見も観光の町となっていった。ただ、元地元民としては、表層的な薄っぺらな観光の町と感じていた。
この記事では、北斎と栗の町小布施で、地元の小さな酒蔵を見事に再生させた、セーラ・マリ・カミングス氏の活動が紹介されている。
記事自体は、「夏子の酒」を地で行くような内容で、短いけれど結構感動的な内容である。地域再生を考える上でも参考になる。ただ、こういった活動が、外部からの働きかけがないことにはできないという問題が、日本の地域再生活動につきまとっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム